現在の位置:トップページ >> BC wire

注意事項

安全性への注意

ワイヤーは吸込みや皮膚接触による害はありませんが、もし絶縁フィルムが分解され、 それの吸込みや皮膚接触で害を与える場合があります:
(1)火による燃焼、静電、火花 等を避けること。
(2)過酸化物、強酸、強アルカリ、強塩基 等や他の酸化剤などと一緒にしないこと。
(3)化学薬品やはんだ等でワイヤーの絶縁膜を取り除く場合は、有害な分解ガスを吸引しない  ように換気装置を使用し、化学薬品やはんだ等に触れないように手袋を着用して下さい。
(4)スクラップは適切な焼却或いは埋却を行うこと。

 

コイル巻線への注意

(1) 一般的な注意事項

ワイヤーは電気コイルに巻線するために使われます。その他の目的として、ワイヤーは適    当な手続きにより評価されます。ワイヤーをご使用する前には下記の項目を確かめて下さい。

(a) ラベル

誤使用を防ぐために、ワイヤーのラベルを確かめてください。そしてワイヤーの製造記録を追跡調査するために、製造コードを記録してください。

(b) サイズ

誤使用を防ぐために、ワイヤーの導体寸法、皮膜の厚み、そして全体の外径寸法を確かめてください。

(c) 外観

取扱い中や保管中に、ワイヤーに損傷、塵や汚れがあるかを見つけるために、外観を確かめてください。

(2) ワイヤーへの注意

ワイヤーの絶縁皮膜は大変薄く、工具等の鋭いエッジで容易に損傷する事を考慮し、注意     して取り扱って下さい。特に下記の項目を考慮して、ワイヤーをご使用ください。

特別是在使用漆包線時要考慮以下幾點因素:

巻線テンション(張力)

巻線テンションは引き伸ばし後、外径が細くなったり、残留ストレスによる特性劣化を 考慮し選定してください。本来の特性を維持するには最大5%の伸長率をお勧めします。

端末の取り扱い

コイルの末端は鋭角なエッジがあり、他のワイヤー等を損傷させます。注意して末端操 作をしてください。はんだ付けや末端接続する際、絶縁皮膜の除去後の導体は酸化し易 いので考慮してください。

 

コイル作製への注意

(1) コイル作製用モールドへの注意

巻線前に、ワイヤーの損傷を防ぐために、モールド品の外観を確認してください。

そして、違ったコイルを作らないように、その寸法を確認してください。

(2) 加えるテンションへの注意

テンションは巻線工程でワイヤーにかけられます。ワイヤーの損傷を防ぐためにプーリーでテンションをかけてください。平たい板やローラーでワイヤーに強い圧力のテンション をかけないでください。テンションをかける場合は最小限の伸長率を考慮してください。

(3) 自動機による巻線への注意

標準的に、自働巻線機は曲げの困難さと大きなテンションがあるため、容易にワイヤーに損傷を与えてしまいます。自動機による巻線では巻線後にワイヤー特性を確認し、評価してください。

 

絶縁体修復への注意

標準的に、絶縁体皮膜の修復は適用されません。しかし、必要がある場合、修復材料は ワイヤーの絶縁材料と同じものになるでしょう。

 

皮膜除去への注意

ワイヤーの絶縁皮膜の除去はコイル作製工程の末端(ターミナル)接続工程で行われます。 皮膜の化学物質を化学薬品で除去する場合は他の場所に付着しないよう考慮してワイヤー末端に適用します。そして皮膜除去後はワイヤー表面の化学薬品は他の化学薬品で中和し、 水洗浄して化学薬品を取り除き、残留化学薬品が他の絶縁皮膜を除去したり、ワイヤー破壊による腐食を防ぐために、きれいな布で拭き取ります。 そしてまた、皮膜除去を兼任する際には、目や皮膚への付着を防ぐために安全メガネ、手袋、衣服類を着用してください。機械的な皮膜の除去をする場合は、ワイヤーの損傷、ワイヤーの銅粉残留、導体外径寸法の大巾な減少をしないように考慮してください。

 

半田付けへの注意

半田付けはワイヤーの絶縁皮膜を除去し、ターミナルへの接続に適用します。大巾な導 体外径寸法の減少やワイヤーの初期特性を低下しないように適切な条件で半田付けをし てください。また、他のワイヤー皮膜上に半田が付着しないように考慮してください。

 

コイル取扱いへの注意

ワイヤーの特性を維持するために、ワイヤーの損傷が無いように、また、塵、金属粉、水、 化学溶剤、直射日光を避けて取り扱うように考慮してください。

 

ワニス含浸への注意

ワニス含浸とその必要条件は初期のワイヤー特性を損なわないように選定されます。 ワニス含浸工程に於いて、含浸前にコイルを加熱しないと、巻線後のワイヤーの絶縁皮膜 のストレスを除去することができないこと、そしてまた、発汗や湿気を除去できないこと も考慮してください。従って、ワイヤーの初期特性を維持するためにはワニス含浸前にコ イルを加熱することをお勧めします。

 

保管方法への注意

(1) 保管条件への注意

a) 直射日光を避けること。

b) 高湿を避けること。

c) 化学溶剤、ガス等を避けること。

d) 塵、金属粉を避けること。

e) ワイヤーの損傷を避けること。

(2) 保管限度

上記条件下でのワイヤー特性は10年以上変わることはありません。しかし、もし保 管条件があまり良くない場合は、特性が急激に劣化します。従って、保管1年後にワ イヤーの特性を確かめてからご使用ください。

 

その他

(1) 日本の法令で規制されている化学物質はワイヤーに使用されます。

(2) オゾン層破壊物質はワイヤーに使用されません。

(3) 臭化不燃性物質はワイヤに使用されません。

聯系方式

電話:+(0760) 8828 5198
傳真:+(0760) 8828 5008
郵箱:sales@zsiec.cn